不安定狭心症
正式な病名は、「不安定狭心症」
今回の入院で、循環器系が悪いなんて始めて知りました。いつもの掛かり付け医の系統は消化器系のクリニックでしたので、痛風とか、胃痛などでお世話になっているついでに、胸の苦しさなどの話をしたと思いますが、それ程の緊迫感が無かったので見過ごされて来たものと思います。
心電図を撮っていただいても、表示されるグラフは正常なものでした。この事が、この病気の難しいところのようです。
日記帳を振り返って調べてみると、胸の苦しさについて書き残した箇所が3年ほど前にさかのぼってありました。その頃から徐々に進行して行ったと考えられます。思い返せば、その頃から、血圧も徐々に上がっていったような気がします。その他、血糖値、コレストロール値、メタボ(メタボリックシンドローム)など思い当たることばかりです。
*以下、病院でいただいた「狭心症読本」の中から抜粋です。
監修 自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科教授 百村伸一先生
自治医科大学名誉教授・さいたま記念病院名誉院長 斉藤宗晴先生
○胸痛があっても狭心症ではない?
狭心症の診断はたやすくありません。
いろいろな症状を示しますし、痛みの感じかたは千差万別だからです。労作性狭心症の場合は運動をして発作が出れば診断がつきますが、安静狭心症の場合は発作が不定期にみられるため、診察時には発作を確かめる手段がありません。
一般に、狭心症かもしれないと思って病院を訪れる患者さんのうち、本当の狭心症は四分の一ぐらいしかいないといわれています。他の患者さんは、筋肉痛、肋間神経痛、不整脈、胃や食道の病気、単なる不安であったり・・・。問診やさまざまな検査により診断します。
と書いてあります。思い当たります!
○不安定狭心症とは
狭心症の中で、特に心筋梗塞になりやすいのが、不安定狭心症です。
これは、冠動脈が詰まりかけている状態です。
なにも症状がなかった人に発作があらわれたとき、今まであった狭心症の痛みが強くなったとき、回数が増えたとき、特に原因がないのにいつもより強い発作が10分以上続いたときなどがそれにあたります。不安定狭心症の場合、普通は入院をすすめられます。入院して適切な治療を行えば、心筋梗塞への移行を防いだり、心筋梗塞になっても救命できる場合が多いからです。
まさにこの通りです、いちいち思い当たることばかりです。
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